【体験記 No.20】呼吸器科クリニック(短期)

内科を受診する人で多くなっているのはやはり風邪でしょう。しかし、風邪だと思っていても実は普通の風邪ではなく、肺炎を起こしていた、結核になっていた、喘息になっていたという人も比較的多くなっているのです。実は私の友人にもただの風邪だと思い込んでいたら、実は喘息だったという人も存在していて、咳が止まらなくなって辛い思いをしたと言っていました。

そんなきっかけもあり、今回は呼吸器科が入っているクリニックの求人を探していました。最初は全くなかったのですが、半月ほど経ったときに短期アルバイトで呼吸器科が入っているクリニックの求人を発見したのです。看護師急募と書かれていたのですぐ応募して採用してもらいました。勤務先は三鷹駅の南口からすぐの場所です。

自宅からは少々距離があるので、三鷹行のバスで通勤することに決めたのですが、いろいろな呼吸器科を見ていると、アレルギー科が一緒に入っていることがとても多いのです。それはカビやホコリ、塵などが原因で咳が止まらなくなることもあるからなのですが、呼吸器の病気はとても危険だということを伝えたい一心で職場へ行きました。

呼吸器科クリニックのアルバイトをしてみて思ったこと

実際に呼吸器科のクリニックで勤務してみると、風邪をひいてから咳が止まらないという患者がとても多くなっているのです。多くの医療機関では、咳が1週間以上続いたらしっかりと検査してもらうべきと呼びかけているのですが、中には1ヵ月以上も咳が止まらないという患者も多くなっているのです。しかも咳が続くととても苦しいので、すぐに症状を特定するようになります。

勤務中にも苦しいと訴えてくる人が多くいたので、少しでも早く楽にしてあげたいと思いながら勤務していたのですが、やはりレントゲンと問診、血液検査などである程度特定していくものの、詳しく症状がわからないという人も中にはいます。中には診察後に薬をもらい、次回来たときにはかなり症状が和らいでいる人もいたので、そのときにはホッとしました。